アレクサンダーテクニーク / 海津賢 (かいづけん / Ken Kaizu)

アレクサンダーテクニークや音楽や、いろいろなことを書いていきます。

随時更新@レッスンとワークショップ予定表


アレクサンダーテクニークのレッスンお申し込み、日時のご相談は下記のフォームよりお問い合わせください。

◎初回のレッスンのお申し込み・お問い合わせフォーム。
https://goo.gl/forms/ykR76ckKmZP5E0sZ2

◎2回目以降のレッスンのお申し込み・お問い合わせフォーム。
https://goo.gl/forms/ZoeaXypABOEqTIyc2


海津賢 ホームページと、
アレクサンダーテクニークの詳細はこちら
www.thesounder.net

無題

私たちがよく使うことば「わたし」。これは相手がいるから生まれた言葉でしょうか。自分一人の世界に生まれたら、比較するものがないから「私」という言葉も概念も生まれなかったかも知れません。「私」を認識して大切にするためには、「私」を見せてくれる相手といる事が、最も大切な事です。

一人でいる時間がないからものが生み出せない。一人でいる時間があるとものが生み出せる。その証として、これまで一人でいて生み出した、例えば作品たちがある。なので、一人でいる時間は大切だ。私もそう考えがちですが、この考えかたは体罰によって優勝できたから体罰は必要だという、結果がやったことの正しさを証明していると言うのと似ている気がします。
一人でいるのをやめたらものが生まれなくなる事がありますが、なぜでしょう?自分と向き合えているので、逃げる必要がなくなったからです。向き合うことができたら、逃げるために、ものを生み出すことに没頭する必要がないのかも知れません。決して才能が枯渇した訳ではありません。
自分と向き合うとはなに?相手を通して自分(私)を見ることです。相手がいることでやっと、私たちは自分自身と向き合えます。自分一人で自分を見る事はできません。
私たちは自分にとって大切な、あなたの心に近しい人の鏡になり、乳児が母親の目に自分自身を見ているように、彼らの目で自分自身を見る必要があります。
そのように見ることができた時、ものを生み出すことに逃げる必要はなくなります。見ることが嫌なときは、一人でものを生み出すことに没頭して逃げがちです。逃げることをやめたから、ものづくりができなくなるのだとしたら、素晴らしいことです。逃げることからの卒業ともいえます。でももちろん逃げるのもオッケー!

人といることで自分を見ることから生まれるものは何でしょうか?それは音楽なのか?俳句なのか?違うものなのか?なにが生まれても、人生の一部そのものであるのは間違いありません。私はそれを見るのが楽しみです。相手が鏡となってくれるおかげで、私は自分を見ることが可能になります。ありがたいです。私も相手の鏡でありたいし、あり続けられたらなあ。

f:id:alexander-ken:20201124002738j:plain

アレクサンダーテクニークのシェア(レッスン)について

アレクサンダーテクニークのシェアでは、ほとんど変化を感じる事は無いも知れません。変えないように、変わらないように一緒に取り組むからです。植物を無理やり成長させないのと同じです。

あなたという植物に水をやり続けるように取り組みます。いつか芽が出て、ゆっくりと成長している事に気がつきます。そのようにして、自然である事、普通である事を体験して行きます。すぐに「変わった!」とか「違う!」と変化を感じるような体験は、ほとんどが外部から操作され変えられています。

そういう手品みたいなものは、しばらくすると元に戻ります。でも変わった!と思ったときの感覚を渇望して、再び変えてもらいに行きたくなります。その繰り返しです。依存とよく似ています。

変わらないようにゆっくりやると何が起こるのでしょう?

ある人は頭痛がひどくてシェアに来られました。何回かシェアをして、もう頭痛は起きていないように見えるので「さいきん頭痛はどうですか?」と聞きました。すると「もっと人前で堂々と話せるようになりたいです!」と答えられました。

「頭痛」という問題が、いつの間にか消えていて、問題があった事すら忘れているのです。こういう事は本当によく起こります。これが本当の成長、変化かも知れません。本人が問題がなくなった!変わった!という感動がないので、なかなか宣伝はしてもらえませんが😅

【補足】体験談はプライバシー保護のため、意味が変わらない程度に書き換えています。

アレクサンダーテクニーク体験談

一永紗良さんが、アレクサンダーテクニークの体験を書いています。許可を得てその部分を転載します。私はこんなに分かりやすく書けない…。
紗良さんとは何年か前から、アレクサンダーテクニークをシェアしています。

【以下転載】
アレクサンダーテクニーク
俳優トレーニングとして非常に有効ですが、俳優ではない方にも大変おすすめです。私の感覚だと「自分の身体と心の一致が自然発生的に起こり、それによって身体の動かし方を知り、在り方を発見する」という感じかな…書ききれてない気持ち。笑 ぜひ体験してみてください。

「自分の身体と心が分離している感じがする」「運動(歩くなど日常動作も含む)が苦手」「疲れやすい」「緊張しやすい」「不安な気持ちがよく起こる」「感情的になってしまう」「慌ててしまう」「声がひっくり返ってしまう」などの気持ちや感覚がある方は、ぜひ受けてみてほしいです。私はすべて当てはまっていましたが、今悩みとしてこれらは、ひとつもありません。身体を動かすことがとても楽しく、心地よいです。姿勢がよくなり、身長も伸びました。しかし、これはあくまで枝葉の部分です。

アレクサンダーテクニークを通して「この世界に対する安心感、自分に対する信頼」を府に落としたこと、これが一番私にとって大きく変化をもたらしてくれたものでした。


原文はこちら
https://note.com/sakurahappy1212/n/na32aff1646c5

曲 M10 “February 24, 2020”

あたらしい即興日記を掲載します。寝ている間にいつのまにかやって来て、わたしのなかにとどまっていた音です。よかったらお聴きください。

海津賢 Ken Kaizu: Music, Piano (Improvisation)
Recording date: February 24, 2020

岩田秀和 Hidekazu Iwata: Photo

©︎2020 Ken Kaizu / Hidekazu Iwata


関係ないのですが、最近は「1000年後の教育」というのを考えています。私たちは、記録するテクノロジーが進化したことで、あらゆる知識が絶え間なく蓄え続けられる時代に生きています。覚えなくてはならない知識・やり方も結構あります。読むべきだと言われる本も山のようにあります。うまく時間のやりくりをしないと、自分の感覚を味わう時間を持つことも、難しいのではないでしょうか。そういっている間にも、「知のアーカイブ」はどんどんと進んでいて、膨大な量が蓄積されています。もし私たちが1000年後の子どもで、今よりはるかに必須とされることが多かったら?たとえばクラシックを学ぶとしたら、今でさえ数百年分を学ぶのですが、1000年後は「数百年+1000年」を覚えることになります!ぎゃー。どうしたらもっと、体験からそれぞれが自分を見つけていき、感じる時間を持て、そういう時間を持つための生活をしていけるのかなあと。

レッスン休業のお知らせ

身体に触れるレッスンであることから、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大防止のため、臨時休業します。

臨時休業期間
2020年3月7日(土)〜 未定

レッスン再開が決定したら、お知らせします。

海津 賢 / Ken Kaizu