★日時 2018年4月7日 土曜日 14:00〜17:00
★料金 3000円(スイーツ付き)
★場所 kotori サロン
京王多摩川駅通常改札を出て、右。
パン屋フランダースの信号を左折。
角川映画撮影所向かいのマンション。
エレベーター6階でおりて、左に行ってください。
★こちらの申し込みフォームに記載、送信願います。
http://miyufine.com/event/art-are/
★当日のお問い合わせ
080-2725-7939のお電話でお願いいたします。
【主催者kotori※ringoより】
のびのびアートをしよう!
いきいきとした絵を描こう!
自由でいいよ!
そんな言葉をかけられても、何をどう描けばいいの?
絵って面白いの??
絵なんて描いたことがないわ。
絵が描ける人は尊敬する。
そんなことを感じていらっしゃいませんか。
絵は、感じたことを色や形で表していく活動です。
したがって絵は、頭で描くのではなく、感じながら心地よく、筆や絵の具を使い、その結果として描かれるものなのです。
整った形の絵は「うまい絵」といわれます。
子どもが描くように感動を素直に表した絵を「いい絵」と言います。
だから、ピカソは晩年、子どもに戻ることを目指したのです。
岡本太郎は「絵はうまくあってはならない」と強く言います。
しかし「いい絵」は実は誰でもが描けるのです。
「うまい絵」を目指すと自分は描けない、だめだ~、、、という気もちがおそってきます。
形式だけが整っている「うまい絵」を見ると、人は一瞬、すごいと思うかもしれませんが、心から感動をすることはありません。
「いい絵」は心や魂がこもっているので、人は感動するのです。
たとえ下手であっても。
「いい絵」は「うまい絵」とは比較できないねうちがあるのです。
「いい絵」を描くには、絵を描くときの緊張や怖さや、「うまい絵を描こう」「うまく描かなくては」という考えを抱きつつも、自分のままであることが大切です。
自分のままの自由さを許す必要があります。
アレクサンダーテクニーク教師が心身(からだ)からアプローチすることで、そのお手伝いをします。
その心身(からだ)の状態ができたとき、どんな気持ちで、色を選ぶのでしょう。
どんな気持ちで色を使うのでしょう。
色がどんなふうに見えるでしょう。
ぜいたくに、最大限に芯から心身(からだ)を使って、心地よく、自分の魂を描いてみませんか。
自分の深い部分に触れ、驚きもあるかもしれません。
それがまた明日への自分の力、エネルギー、将来への大切な一歩になるでしょう。
【講師の海津賢よりワークショップ概要の解説】
描くことが怖い、うまく描けるか緊張する、筆を運ぶとき悩む、アイデアが浮かばない、描くのは初心者だし苦手、そんなとき私たちは自分自身に何ができるでしょうか。心身(からだ)からアプローチすることは、いつもと違う感覚の扉を開くことになるかもしれません。心身(からだ)ぜんぶを使ってみませんか?今回は心身(からだ)が変わると描くことがどう変わるか、皆さんと共に探求します。お子さん連れも大歓迎です。
※講師プロフィール※
○アレクサンダーテクニーク講師 海津賢
作編曲家・鍵盤奏者 / 英国アレクサンダーテクニーク指導者協会(STAT)認定教師 / 音楽ワークショップ・ファシリテーター 突発性難聴をきっかけに2010年よりアレクサンダーテクニークの手ほどきを受け、1年間Bodychanceの教師養成コースに在籍。のちにアジアで唯一のSTAT公認アレクサンダーテクニークスタジオ東京 教師養成講座を卒業。レッスンや各種ワークショップを開催し、好評を得ている。
<レッスン感想>
☆「感じる」ことのできる身体とともに生きていることの安心感・喜びを覚え、それとともにこれまで酷使して、やっと大きな悲鳴を上げた身体を、なおも責めている自分の気持ちに心が痛くなり、同時に私の中に感謝と愛が湧いてきたのを感じました。
短い時間でしたが、他にも椅子の座面を触る感触のワークなど、気づきの多いワークでした。(女性)
☆講師の海津さんは、言葉だけではなかなか身体感覚に落とせない私に、根気強く、そして感じよく説明してくださいました。 何回か立ったり座ったりし、また他の人の動きやシェアを聞くことで、なんとなく感覚が変わってきて、 最後は少し楽に立ったり座ったりできた気がします。 そして気がつけば、寝不足と疲れがすっきりして、身体が軽やかでした。 終わったあと、近くのカフェでお茶を飲んだのですが、 とても緩んでリラックスしている自分がいました。(40代女性)
○絵の担当 kotori
小学校図工教員6年
千葉経済大学短期大学部造形教室補佐10年間
特別支援学級担任 経験あり。
中学校の時から不登校に悩み、体調の不良を20年以上我慢し続けた結果、立ったり座ったりすることもできないほどの絶望的な境地に陥りました。
それをきっかけにアレクサンダーテクニークを学びはじめ、徐々に体調を回復し、やりたいことができるようになってきました。最近では気功を学んだことで、積極的に社会活動ができるようになりました。
以前から取り組んでいた絵やネイルの制作なども色や線の繊細な違いを感じとったり、自分の心と正直にお話しして表現することができるようになり、何倍も楽しく制作に向かうことができるようになりました。
体や心を大切にすることが、人間の本来的な欲求を実現し様々な表現活動、コミュニケーション活動につながることになる、と信じています。
自分と同じように生きにくさを抱えている方が、元気になれるよう願って活動をしています。
<造形教室の感想 女性>
kotoriさんの造形サロンでは、色の使い方…もとい色とのお付き合いの仕方を教えていただきました♡
一色選んで
その色になったつもりでの自己紹介や
一色の絵の具に
お水を足したり引いたりしながら
一筆ずつ味わう…
お水の加減で表情がコロコロ変わるので
とってもおもしろい!!
そして最後は何色か使って
それをお水と混ぜたり引いたり
紙のうえにどう置いていったら
いまの自分が心地よいのか…
そんなふうにして
時間をとったことはいままでありませんでした。
でもそうやって
一筆一筆味わうと
勝手に世界が出来上がっていきました。
きっと慣れてきたら
イメージに色をつけることも
できるようになる気がしています。
別に上手くもないし相変わらずカオスだけど
描けた作品はわたしのかわいい子どものよう
一緒に参加されてた方の作品も素晴らしかった。
内側から溢れでてくるものって
やっぱりいいな♪
先日、自分も、講座準備のための実験を、一緒に開催する体の講師である賢さんとやってみましたので体験したことを記載します。
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パステルの色をえらんで、指をつかって色を画用紙にのっけていきました。
賢さんから、足の裏のこと、股関節を感じているか、座骨から頭の上までの背中の長さ、首が自由であること、などことばを伝えられているうちに、
画用紙においた、ただの黄色だった色が、ポッと、ともしたあかりに見えてきました。次々に黄緑や緑、温かい色を置きたくなりました。
犬や建物、人物画、といったような、絵にはなりませんでしたが、「次にこれをこうやって~」といった順序だとか、理屈を抜きにして、色を選び、腕を自由に動かす、ということにやっていると、とてもすがすがしい気もちになり、楽しくなりました。
これが本当の、「描く行為」だったのだ、、そう一晩寝てから思い出しました。
絵の楽しみって本当に無限だなあと思いました。
美術、という理論がなかったときには、古代の人もまたこんなふうに頭で考えることなく気もちよくえがいていたんだろうなあ、、と思いました。
参加者の皆さんが、体の原理を使って絵を描いてみたら、絵とどんな風に向き合うことになるのだろう、、、楽しみです!
絵や表現、身体の使い方にご興味がある方はおすすめです。